FS200を徹底解説!

レーシックでは、角膜を薄くはがしフラップと呼ばれる蓋を作成します。このフラップを作成するためのレーザーがフェムトセカンドレーザーです。RSレーシックではフェムトセカンドレーザーにアルコン社のFS200を使用します。ここでは、大手のクリニックで導入されている他のレーザーであるiFSとフェムトLDVと比較してみます。
項目 FS200 iFS フェムトLDV
フラップの精度 フラップのエッジの角度は30〜150度で調整可能。強固なフラップの作成が可能。 フラップのエッジの角度は30〜150度で調整可能。強固なフラップの作成が可能。 フラップのエッジの角度は35度。強固なフラップの作成はできない。
フラップの形状 楕円形も可能 楕円形も可能 正円のみ
周波数 200KHz 150KHz 1MHz以下
照射時間 6秒程度 8〜10秒 30〜40秒
FS200とiFSはフラップの精度や形状などで細かい調整が可能なのに対して、フェムトLDVは調整が効かないということがわかります。フラップの作成時間も短い方が目への負担は軽く、目が動いてしまうなどのリスクを軽減できるので、優れていると言えるでしょう。FS200は、眼球を吸引する際の吸引圧が他のレーザーよりも低く、この点も目への負担を軽減することに寄与します。iFSも優れたレーザーとして普及していますが、FS200はさらに優れた最新のフェムトセカンドレーザーと言えるでしょう。